テレビでは鉄道の旅特集が組まれる程、豪華鉄道や寝台特急など多種多様な列車が進化を遂げ、目的地に着くまでの車内もどんどん快適になっています。
更に、昔からの鉄道の旅の必需品と言えば駅弁ですが、こちらも以前に比べて、目を見張るほどのスピードで日々進化しています。
まずは、ご当地駅弁です。現在は3000種類以上あると言われており、時間がない方でも、行き帰りの車内でその土地の特長あるメニューを食べることができたり、パッケージや弁当箱自体にも独自の工夫がしてあるものもあるので、持ち帰って土産品にしたりすることもできます。
次に、ヘルシー志向の駅弁です。少し前までは、駅弁のおかずは肉や揚げ物、味付けの濃いものがほとんどでしたが、健康志向の方や、女性に嬉しい駅弁が開発され、野菜や豆をメインのおかずとして取り揃え、ご飯も雑穀いりのものを使い、カロリー控えめ等嬉しい気遣いがされたものが売り出されています。
更に駅弁の革命となったものは、温めることができる駅弁です。弁当付属の紐を引っ張ると中にある発熱パックが反応し、温かい蒸気を出して弁当を温めてくれるので、出来たてのような美味しさを味わうことができます。
このように進化を遂げている駅弁は見て楽しい、食べて美味しい工夫がたくさん詰まっています。鉄道旅のお供だけでなく、各地で開かれる駅弁イベントに行くのも楽しいです。